J-SCFIと一緒に今日の相場をやさしく振り返ろう
🌷 このブログについて
このブログは、投資初心者の方や女性にも読みやすいように、朝と夕方の市場をつなげながら、日本株をやさしく学べるブログです。
朝は「今日どこを観察するか」、夕方は「実際の市場がどう動いたか」を振り返ります。
「ニュース → 株価 → 投資の考え方」
を毎日少しずつ学べる内容をお届けしています。
🌆 今日の日本株はこんな一日でした
朝の東京市場は、前日の流れを引き継ぎながらも、比較的落ち着いたスタートとなりました。
午後になると、昼休み中に韓国市場が上げ幅を広げたことも確認され、リスクを取りやすい雰囲気が強まるなか、日本株も上げ幅を広げました。
今日は、前場と後場で市場の表情が少し変わった一日でした。
📊 今日の市場結果

| 項目 | 結果 | 今日の見方 |
|---|---|---|
| 日経平均株価 | +0.83% | 本日の一日の推移を反映した変化です |
| 値上がり銘柄数 | 1,869銘柄 | 全体の60.7% |
| 値下がり銘柄数 | 1,034銘柄 | 全体の33.6% |
| 変わらず銘柄数 | 176銘柄 | 全体の5.7% |
| 東証全体売買代金 | 9.63兆円 | 通常〜やや活発な取引エネルギー |
| 為替(ドル円) | 159.25円 → 159.26円(+0.01円) | やや円安方向 |
日経平均が上がったか下がったかだけでは、市場全体の様子は分かりません。
今日は全集計銘柄の60.7%が値上がりしています。指数と一緒に「どのくらい多くの銘柄に上昇が広がったのか」を見ると、市場の温度感をより立体的に確認できます。
🔎 今日の「数字だけでは見えないポイント」
今日注目したいのは、日経平均の上昇と、市場全体への広がりを一緒に見ることです。
日経平均は+0.83%でしたが、それだけを見て「今日は株全体が同じように上がった」と考えるのは早そうです。実際には、値上がり銘柄は全体の60.7%。さらに業界別に見ると、上昇率にも違いがありました。
指数、値上がり銘柄の割合、セクター順位を組み合わせて見ることで、「上がった」という一言だけでは見えない今日の市場の中身が分かりやすくなります。
🌤 朝のJ-SCFIを振り返ろう
朝のJ-SCFIでは、「にわか雨にご注意」「慎重観察」として、一日の市場を観察しました。
| 項目 | 朝のJ-SCFI | 夕方の結果 |
|---|---|---|
| お天気 | にわか雨にご注意 | ― |
| 行動指標 | 慎重観察 | ― |
| 追い風セクター | エネルギー資源 | +1.73%(今日3位) |
| 中立セクター | 情報・通信・サービスその他 | +0.81%(今日7位) |
| 慎重セクター | 自動車・輸送機 | -0.13%(今日13位) |
J-SCFI採点
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 総合評価 | 65点 |
| 市場方向 | ○ |
| 強セクター | ○ |
| 弱セクター | ○ |
| 観察銘柄 | △ |
朝の判断では、WTI原油高を受けてエネルギー資源を加点しました。一方、ナスダック下落を受け、国内半導体・ハイテク株には慎重な評価を加えています。また、ドル円の円安方向への動きは輸出株への加点材料でした。
結果を見ると、追い風としたエネルギー資源は今日3位、慎重とした自動車・輸送機は13位でした。
採点は「当たった・外れた」を競うためのものではありません。朝に何を材料として観察し、実際の市場ではどう動いたのか。その違いを振り返ることがJ-SCFIの大切な役割です。
☀️ 朝のJ-SCFIもあわせて読む
🌤️ 朝のJ-SCFIもあわせて読む
夕方の記事では、朝のJ-SCFIが注目したポイントと実際の市場を振り返っています。
「朝はなぜこの業界に注目していたの?」と気になった方は、今日の朝ブログもあわせて読むと、一日の市場の流れがより分かりやすくなります。
👉 今日の朝「やさしく学ぶ日本株3分まとめ」を読む
🔰 はじめての方へ|J-SCFIのセクター順位とは?
J-SCFIでは、日本株の動きを分かりやすく観察するため、業種をTOPIX17セクターに分けて見ています。朝と夕方のJ-SCFIのデータの違いは以下の通りです。
| 分類 | セクター数 | 役割 |
|---|---|---|
| TOPIX17(今日の物差し) | 17 | 今日の業種別の実際の結果を確認 |
| J-SCFI 短期・中期予測 | 14 | 朝のセクター予測順位を検証 |
| J-SCFI 長期監視 | 3 | 長い期間の構造的な流れとして別に観察 |
- 長期監視3セクター(銀行・金融・商社)は、価格の「歪み」の期間が極めて長いため、朝の短期順位からは除外し、長い流れとして夕方に別途観察しています。
🌱 今日強かった業界・慎重だった業界

画像では今日の業界の強弱を直感的に確認し、下の表では**「朝の予想順位」と「今日順位」の違い**を比べてみましょう。
| 今日順位 | セクター | 今日の騰落率 | 予想順位 | 予想スコア |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 銀行 | +2.86% | 長期観察 | ― |
| 2位 | 鉄鋼・非鉄 | +2.37% | 7位 | -0.177 |
| 3位 | エネルギー資源 | +1.73% | 1位 | +0.896 |
| 4位 | 電力・ガス | +1.29% | 13位 | -1.120 |
| 5位 | 電機・精密 | +1.24% | 4位 | +0.198 |
| 6位 | 素材・化学 | +1.02% | 5位 | +0.188 |
| 7位 | 情報・通信・サービスその他 | +0.81% | 2位 | +0.465 |
| 8位 | 建設・資材 | +0.80% | 6位 | +0.004 |
| 9位 | 金融(除く銀行) | +0.73% | 長期観察 | ― |
| 10位 | 食品 | +0.55% | 11位 | -0.957 |
朝1位だったエネルギー資源は今日3位となった一方、予想7位だった鉄鋼・非鉄が2位、予想13位だった電力・ガスが4位まで上がりました。
また、今日1位の銀行と9位の金融(除く銀行)は長期観察セクターのため、短期・中期14セクターの予想順位とは分けて見ます。
昼休み中には韓国株が上げ幅を広げ、リスク選好の雰囲気が強まったことも確認されています。ただし、これを個々のセクター順位が変化した直接の原因とは断定せず、朝の想定と実際の資金の向かい方にどんな違いが出たのかを観察する材料として見ていきましょう。
🔍 朝の観察銘柄はどう動いた?
朝に観察対象としていた3銘柄について、終値だけではなく、一日の値幅と日経平均との差も確認します。
■ 科研製薬(4521)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始値 | ¥4,020 |
| 高値 | ¥4,050 |
| 安値 | ¥3,990 |
| 終値 | ¥4,010 |
| 騰落率 | +0.25% |
| 日経平均との差 | -0.58% |
始値から一度高値をつけたあと、終値は始値をやや下回りました。騰落率はプラスでしたが、日経平均との差は-0.58%です。「上がったか」だけでなく、市場全体と比べることで見え方が変わります。
■ 平和堂(8276)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始値 | ¥2,739 |
| 高値 | ¥2,739 |
| 安値 | ¥2,697 |
| 終値 | ¥2,713 |
| 騰落率 | +0.22% |
| 日経平均との差 | -0.61% |
始値がそのまま一日の高値となり、その後は安値をつけて終値は始値を下回りました。騰落率は+0.22%ですが、日経平均との差は-0.61%。市場全体との比較も忘れず確認したい動きです。
■ ナカニシ(7716)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始値 | ¥3,275 |
| 高値 | ¥3,350 |
| 安値 | ¥3,200 |
| 終値 | ¥3,310 |
| 騰落率 | +1.07% |
| 日経平均との差 | +0.24% |
一日の中では安値と高値の両方をつけながら、終値は始値を上回りました。日経平均との差も+0.24%です。値幅を確認すると、終値の騰落率だけを見るより一日の動きをつかみやすくなります。
観察銘柄全体のまとめ
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 観察銘柄平均騰落率 | +0.51% |
| 平均日経平均との差 | -0.32% |
3銘柄の平均はプラスでしたが、日経平均との比較では-0.32%でした。
ここが初心者の方に覚えておいてほしいポイントです。「株価が上がった=市場より強かった」とは限りません。 始値・高値・安値・終値に加えて、市場平均との差も見ることで、その日の動きをより冷静に振り返ることができます。
📚 今日の相場から学べること
日本株を見るとき、つい米国市場だけを確認してしまいがちですが、今日の市場メモでは、昼休み中に韓国株(KOSPI)が上げ幅を広げ、その時間帯にリスクを取りやすい雰囲気が強まったことが確認されました。
市場を見ることは、旅行前に目的地だけでなく周辺の天気も確認することに少し似ています。日本株を観察するときも、一つの海外市場だけを見るのではなく、近隣市場がどのように動いているかを確認すると、その日の市場の変化に気付きやすくなります。
もちろん、韓国市場が動けば日本株も同じように動くとは限りません。大切なのは「原因」と決めつけるのではなく、日本市場と同じ時間帯に周辺市場で何が起きているのかを観察する視点です。
今日の経験も、次の市場を見るときの小さなヒントとして積み重ねていきましょう。
🌸 今日の観察ポイント
- 日経平均だけでなく、値上がり銘柄60.7%という市場の広がりも確認する
- セクターでは、予想順位と今日順位の違いを比べてみる
- 長期観察セクターと短期・中期14セクターを分けて考える
- 観察銘柄は、騰落率だけでなく日経平均との差も見る
- 米国市場だけでなく、韓国市場など周辺市場の動きにも目を向ける
⚠️ 注意事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
投資判断はご自身でお願いいたします。
企業の最新情報は、必ず公式IR資料等をご確認ください。
🌷 おわりに
今日も一日の結果を、指数・業界・個別銘柄と少しずつ視点を変えながら振り返りました。
市場は毎日違う表情を見せます。一日の結果だけで判断せず、朝に観察する場所を考え、夕方に実際の動きと比べる。その積み重ねを、これからもJ-SCFIと一緒に続けていきましょう。

