業績予想が途中で変わる理由をやさしく学ぼう
前回は、会社がこれからの売上高や利益をどのくらい見込んでいるのかを示す**「業績予想」**について学びました。
では、決算ニュースでよく見る**「上方修正」「下方修正」**とは何でしょうか。
「一度出した予想なのに、あとから変えてもいいの?」と疑問に感じる方もいるかもしれません。
今回は、業績予想が途中で見直されるときに使われる言葉をやさしく学びます。



🌷 上方修正・下方修正って何?
上方修正・下方修正は、会社がこれまで出していた業績予想を途中で見直すことです。
会社は最初に業績予想を出しても、その後の売上や費用などの状況によって、当初の見通しと違いが出てくることがあります。
そこで、以前より高い予想へ変更するのが上方修正、以前より低い予想へ変更するのが下方修正です。
たとえば、カフェで考えてみましょう。
店長が最初に、
「今年は売上1,000万円くらいになりそう」
と予想していたとします。
ところが予想以上にお客さんが増え、
「このままなら1,200万円くらいになりそう」
と見直した場合、これは上方修正のイメージです。
反対に、お客さんが想定より少なく、
「900万円くらいになりそう」
と見直せば、下方修正のイメージです。
つまり、最初の予想と比べて、上へ直したか、下へ直したかを見る言葉です。


🌷 上方修正なら株価も上がるの?
上方修正は会社の見通しが前より良くなったことを示しますが、株価が必ず上がるわけではありません。
決算ニュースでは、「上方修正」という言葉そのものだけでなく、どの数字が、なぜ見直されたのかも注目されます。
また、投資家がすでに良い結果を予想していた場合は、上方修正が発表されても驚きが小さいことがあります。
反対に、想定していなかった大きな見直しなら、株価が強く反応する場合もあります。
下方修正も同じで、「下方修正だから必ず下がる」と単純には決まりません。
株初心者のうちは、
「どちらへ修正された?」
だけで終わらず、
「なぜ修正されたのかな?」
と理由まで一歩進んで確認してみましょう。
ニュースの見方が少しずつ深まり、会社の変化と株価の動きを考える練習につながります。


⭐ 今日のまとめ
- 上方修正は、これまでの業績予想を高い数字へ見直すこと
- 下方修正は、これまでの業績予想を低い数字へ見直すこと
- 修正された方向だけでなく、変更された理由を見ることも大切
🌤 J-SCFI 今日のキーワード
上方修正・下方修正
会社が以前に発表した業績予想を見直すときに使う言葉です。前より高い予想へ変更すれば上方修正、前より低い予想へ変更すれば下方修正と呼ばれます。
☕ J-SCFI先輩から一言
決算ニュースで「上方修正」「下方修正」を見つけたら、**「何が変わったのかな?」**と変更された数字に注目してみましょう。
さらに理由まで確認すると、会社の状況と株価の反応を考えるヒントになりますよ😊
📚 今日の復習
Q1. 上方修正とはどのような意味でしょう?
A. 以前の業績予想を高い数字へ見直すこと
B. 株価を高く設定すること
C. 売上高だけを増やすこと
Q2. 下方修正とはどのような意味でしょう?
A. 株価が下がったこと
B. 以前の業績予想を低い数字へ見直すこと
C. 決算を発表しないこと
Q3. 修正ニュースを見るとき、初心者がもう一歩確認したいことは何でしょう?
A. 修正された理由
B. 株価の色だけ
C. 会社のロゴ
答えはブログ本文の中にあります。
もう一度振り返りながら探してみてください😊
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📚 J-SCFI初心者講座 INDEX
第1回から順番に学びたい方は、初心者講座INDEXからご覧ください。
📖 次回予告
次回、第32回は、
「PERって何?」
を学びます。
これまで会社の業績や予想を学んできました。次回からは、株価を見るときによく登場する指標を一つずつ学んでいきます。

