🌷 このブログについて
このブログは、投資初心者の方や女性にも読みやすいように、今日の日本株をやさしく振り返るブログです。
朝のJ-SCFIで観察したポイントと、夕方に分かった実際の市場データを比べながら、
「ニュース → 株価 → 投資の考え方」
を毎日少しずつ学んでいきます。
相場を「上がった・下がった」だけで終わらせず、市場の中で何が起きていたのかを一緒に確認していきましょう。
🌆 今日の日本株はこんな一日でした
朝から売りが先行し、AIや半導体関連の主力株を中心に厳しいスタートとなりました。後場に入っても弱い流れは続き、次第に売りが幅広い業種へ広がる展開に。今日は無理に強いところを探すよりも、市場全体に慎重な空気が広がった一日として振り返りたい相場でした。
📊 今日の市場結果

| 項目 | 結果 | 今日の見方 |
|---|---|---|
| 日経平均株価 | -2.85% | 大きく下落しました |
| 値上がり銘柄数 | 388銘柄 | 全体の 12.7% |
| 値下がり銘柄数 | 2,528銘柄 | 全体の 82.4% |
| 変わらず銘柄数 | 151銘柄 | 全体の 4.9% |
| 東証全体売買代金 | 8.23兆円 | 通常〜やや活発な取引エネルギー |
| 為替(ドル円) | 159.80円 | 朝からやや円高方向 |
今日の日経平均は大きく下落しましたが、初心者の方にぜひ一緒に見てほしいのが、**「何銘柄くらい下がったのか」**です。
今日は値下がり銘柄が全体の82.4%を占め、値上がりは12.7%にとどまりました。つまり、指数だけが下がったのではなく、市場のかなり広い範囲に弱さが広がっていたことが分かります。
日経平均だけでなく、値上がり・値下がり銘柄の割合も確認すると、その日の相場の「広がり」が見えやすくなります。
🔎 今日の「数字だけでは見えないポイント」
今日の大切なポイントは、大きな下落が市場の中にも広く表れていたことです。
日経平均は-2.85%でしたが、TOPIXも-2.40%。さらに、大型株・中型株・小型株のすべてが下落し、値上がり銘柄の割合も低い水準でした。特定の指数や一部の大型株だけが弱かったというより、市場全体に慎重な動きが広がっていたことを確認できます。
一方、東証全体の売買代金は8.23兆円で「通常〜やや活発」でした。日経平均の大きな下落に対して、取引エネルギーとの間には差も見られます。
こうした日は、指数の下落幅だけで判断せず、「どのくらい広く下がったのか」「売買の活発さはどうだったのか」までセットで確認することが大切です。
🌤 朝のJ-SCFIを振り返ろう
朝のJ-SCFIは、
- お天気:大雨・強風に注意
- 行動指標:【 無理をしない日 】
としてスタートしました。
夕方まで振り返ると、市場全体が大きく下落し、値下がり銘柄も8割を超えました。朝の「今日は慎重に観察したい」という方向感は、実際の市場の雰囲気とおおむね一致したと見ることができます。
| 朝の観察 | セクター | 朝の見方 | 夕方の結果 |
|---|---|---|---|
| 追い風 | エネルギー資源 | WTI原油高を加点 | 11位 / -2.49% |
| 中立 | 運輸・物流 | 中立的に観察 | 6位 / -1.46% |
| 慎重 | 電機・精密 | ナスダック下落を減点 | 16位 / -3.51% |
🌱 追い風:エネルギー資源
朝はWTI原油が+0.60%だったことから、エネルギー資源をプラス材料として見ていました。
ところが実際には-2.49%で11位。さらに内部を見ると、正常取得できた14社すべてが下落し、セクター温度は0でした。
「原油高=必ずエネルギー株が強い」ではないことが、今日の検証から分かります。朝の材料があっても、市場全体が大きく崩れる日は、その材料だけでは支えきれない場合があります。
🌿 中立:運輸・物流
運輸・物流は-1.46%で6位でした。
プラスにはなりませんでしたが、TOPIXとの差は+0.94ptで、市場全体と比べると下落は比較的小さく抑えられています。
「下がったから弱い」と見るだけでなく、厳しい相場の中でどれだけ踏ん張ったかを見ることも、セクター観察では大切です。
☂️ 慎重:電機・精密
朝はナスダックが-1.03%だったことから、国内の半導体・ハイテク株を慎重に見ていました。
実際の電機・精密は-3.51%で16位。TOPIXに対しても-1.11ptとなり、市場平均より弱い結果でした。
この点では、朝に慎重とした材料と実際の方向が一致しました。
📊 今日のJ-SCFI振り返り
総合評価:60点
- 方向判定:◎
- 強セクター:✕
- 弱セクター:◎
- 観察銘柄:△
今日は、市場全体を慎重に見る方向性と弱いセクターの観察は機能した一方、追い風として見ていたセクターには想定とのズレがあった日でした。
J-SCFIでは、こうしたズレも大切な学習材料として蓄積していきます。
☀️ 朝のJ-SCFIもあわせて読む
🌤️ 朝のJ-SCFIもあわせて読む
夕方の記事では、朝のJ-SCFIが注目したポイントと実際の市場を振り返っています。
「朝はなぜこの業界に注目していたの?」と気になった方は、今日の朝ブログもあわせて読むと、一日の市場の流れがより分かりやすくなります。
🔰 はじめての方へ|J-SCFIのセクター順位とは?
J-SCFIでは、日本株の動きを分かりやすく観察するため、業種をTOPIX17セクターに分けて見ています。朝と夕方のJ-SCFIのデータの違いは以下の通りです。
| 分類 | セクター数 | 役割 |
|---|---|---|
| TOPIX17(今日の物差し) | 17 | 今日の業種別の実際の結果を確認 |
| J-SCFI 短期・中期予測 | 14 | 朝のセクター予測順位を検証 |
| J-SCFI 長期監視 | 3 | 長い期間の構造的な流れとして別に観察 |
長期監視3セクター(銀行・金融・商社)は、J-SCFIでは、価格の「歪み」が比較的長く続く傾向を考慮し、短期・中期14セクターとは分けて評価しています。
🌱 今日強かった業界・慎重だった業界

今日は17セクターすべてがマイナスでした。
そのため、「強かった」という言葉も、今日は上昇したという意味ではなく、市場全体と比べて下落が小さかったという相対的な見方になります。
📊 TOPIX17 朝夕比較
| 今日順位 | セクター | 今日の騰落率 | 予想順位 | 予想スコア |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 銀行 | -0.66% | 長期観察 | ― |
| 2位 | 医薬品 | -0.70% | 7位 | +0.061 |
| 3位 | 食品 | -0.92% | 4位 | +0.306 |
| 4位 | 金融(除く銀行) | -1.20% | 長期観察 | ― |
| 5位 | 小売 | -1.25% | 6位 | +0.126 |
| 6位 | 運輸・物流 | -1.46% | 2位 | +0.542 |
| 7位 | 商社・卸売 | -1.50% | 長期観察 | ― |
| 8位 | 電力・ガス | -2.07% | 5位 | +0.228 |
| 9位 | 不動産 | -2.20% | 10位 | +0.009 |
| 10位 | 素材・化学 | -2.48% | 11位 | -1.752 |
| 11位 | エネルギー資源 | -2.49% | 1位 | +0.707 |
| 12位 | 建設・資材 | -2.76% | 9位 | +0.011 |
| 13位 | 機械 | -2.98% | 13位 | -2.999 |
| 14位 | 自動車・輸送機 | -3.32% | 8位 | +0.045 |
| 15位 | 情報・通信・サービスその他 | -3.33% | 3位 | +0.512 |
| 16位 | 電機・精密 | -3.51% | 14位 | -3.209 |
| 17位 | 鉄鋼・非鉄 | -4.39% | 12位 | -2.265 |
🌿 今日の特徴①「上がった業界」が一つもなかった
今日もっとも順位が高かった銀行でも-0.66%、2位の医薬品も-0.70%、3位の食品も-0.92%でした。
つまり今日は、**「どこが上がったか」ではなく、「どこが相対的に下げに耐えたか」**を見る日でした。
市場規模別でも、大型株-2.32%、中型株-2.64%、小型株-2.30%と、すべての規模がマイナスでした。
🌿 今日の特徴② 食品は「相対的な強さ」が内部にも見えた
短期・中期14セクターの中では、食品が3位の-0.92%でした。
TOPIXとの差は+1.48pt、中央値騰落率の市場差も+1.04pt。さらに値上がり銘柄の割合も市場全体を+14.5pt上回っています。
食品そのものは下落していますが、指数だけでなく、セクター内部を見ても市場全体より相対的に踏ん張っていたことが今日の特徴です。
☂️ 今日の特徴③ 電機・精密と鉄鋼・非鉄は慎重
電機・精密は-3.51%で16位、鉄鋼・非鉄は-4.39%で17位でした。
特に鉄鋼・非鉄はTOPIX差-1.99pt、中央値騰落率の市場差も-1.42ptで、66社中値上がりは3社にとどまりました。
今日は、指数の下落だけでなく、セクターの中にも弱さが広く見られたことを確認しておきたいところです。
🔍 朝の観察銘柄はどう動いた?
| コード | 銘柄名 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落率 | 日経平均差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8876 | リログループ | ¥2,262.5 | ¥2,272 | ¥2,213.5 | ¥2,247 | -0.68% | +2.17pt |
| 5411 | JFEホールディングス | ¥1,916 | ¥1,917 | ¥1,853.5 | ¥1,853.5 | -4.26% | -1.41pt |
| 367A | プリモグローバルホールディングス | ¥2,901 | ¥2,938 | ¥2,853 | ¥2,900 | -1.59% | +1.26pt |
リログループ
騰落率は-0.68%でしたが、日経平均との差は+2.17ptでした。
始値2,262.5円に対して終値2,247円と下落したものの、今日のような厳しい地合いでは、単純なプラス・マイナスだけでなく、市場全体よりどれだけ下落を抑えたかを見ることが大切です。
JFEホールディングス
騰落率は-4.26%、日経平均差は-1.41ptでした。
高値1,917円に対して終値は1,853.5円となり、この日の安値と同じ水準で取引を終えています。今日は鉄鋼・非鉄セクター自体も17位の-4.39%だったため、銘柄だけではなく所属セクターの弱さとあわせて観察することがポイントになります。
プリモグローバルホールディングス
騰落率は-1.59%でしたが、日経平均との差は+1.26ptでした。
高値2,938円、安値2,853円と日中には値幅がありましたが、終値は2,900円と始値2,901円に近い位置でした。大きく下げた市場の中でも、日中の動き方は銘柄ごとに違うことが分かります。
📊 3銘柄をまとめて見ると
観察3銘柄の平均騰落率は**-2.18%、平均の日経平均差は+0.67pt**でした。
3銘柄とも下落しましたが、「下がった」という事実だけを見ると、それぞれの違いを見落としてしまいます。
騰落率 → 日経平均差 → 四本値
の順に見ると、市場全体の下落に対して踏ん張ったのか、それとも市場以上に弱かったのかを、より落ち着いて観察できます。
📚 今日の相場から学べること
「材料が追い風でも、市場全体が弱い日は結果が変わる」
今日は、米国とイランが再び攻撃の応酬になることへの不安から原油高と米長期金利の上昇が進み、原油高によるインフレ加速や景気への下押し懸念から、東京市場では幅広い銘柄が売られる展開となりました。
ここで初心者の方に覚えておいてほしいのは、一つの材料だけで株価を判断しないことです。
朝は原油高をエネルギー資源の追い風として見ていました。しかし実際にはエネルギー資源は-2.49%。正常取得14社すべてが下落し、セクター温度は0でした。
材料の方向が間違っていた、と単純に考える必要はありません。
株式市場では、個別の追い風よりも市場全体の慎重姿勢が強くなる日があります。
だからこそ、「材料を見る → 市場全体を見る → 実際にその業界へ広がったかを確認する」。この順番を習慣にすると、一つのニュースだけに振り回されにくくなります。
🌸 今日の観察ポイント
□ 今日の市場全体の特徴
幅広い銘柄に下落が広がりました
□ 今日注目した業界
食品は相対的に下落を抑えました
□ 朝のJ-SCFIとの比較
慎重方向は一致、追い風にはズレ
□ 観察銘柄
市場平均との差も一緒に確認
□ 今日の学び
一つの材料だけで判断しない
⚠️ 注意事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
投資判断はご自身でお願いいたします。
企業の最新情報は、必ず公式IR資料等をご確認ください。
🌷 おわりに
今日は多くの銘柄が下落する厳しい一日でした。そんな日ほど、値下がりの大きさだけを見るのではなく、市場全体・業界・個別銘柄の順に観察することが大切です。
J-SCFIと一緒に、一日の数字を「次の相場を見るための経験」に少しずつ変えていきましょう。

