本業でどれくらい利益を出したのかをやさしく学ぼう
前回は、**「利益とは、売上高から費用などを差し引いて残るお金」**と学びました。
ところが決算を見ていると、今度は**「営業利益」**という言葉が登場します。
「利益だけでも難しいのに、また別の利益?」
と感じるかもしれません。
今回は話を広げず、**「営業利益を見ると何が分かるの?」**という一つのポイントをやさしく学んでいきましょう。



💡 解説①|営業利益は「本業の利益」を見る数字
営業利益は、会社が本業でどれくらい利益を出したのかを見る数字です。
たとえば、カフェを経営している会社なら、コーヒーや食事を提供することが本業です。
お客さんに商品を販売して売上高が増えても、お店を運営するためには材料費や人件費など、さまざまな費用がかかります。
そうした本業に関係する売上と費用から、本業でどれくらい利益を生み出せたのかを見る手がかりになるのが営業利益です。
難しい計算方法を最初から覚える必要はありません。
🌱 今日覚えるポイント
営業利益=会社が本業でどれくらい利益を出したのかを見る数字
まずは、この意味を覚えておきましょう。


💡 解説②|ニュースでは営業利益の「増えた・減った」だけを見ない
はい、営業利益は会社の本業の様子を見る大切な材料です。
決算ニュースでは、
「営業利益が増えた」
「営業利益が減った」
といった言葉を目にすることがあります。
こうしたニュースは、会社の本業がどのような状態だったのかを確認する入口になります。
そして、その情報を受けて株価が動くこともあります。
ただし、「営業利益が増えたから良い」「減ったから悪い」と一つの数字だけで判断するのではなく、決算の中身を確認することが大切です。
投資初心者のうちは、まずニュースの見出しに「営業利益」という言葉を見つけたら、
「これは会社の本業を見る数字だったな」
と思い出せれば十分です。
ニュースから株価を見るときも、数字の意味を一つずつ理解することが、会社を見る力につながっていきます。


⭐ 今日のまとめ
- 営業利益は、会社の本業で生み出した利益を見る数字
- 決算ニュースでは、本業の様子を確認する手がかりになる
- 増えた・減っただけで判断せず、決算の中身も確認する
今日覚えるのは、この3つで十分です。
🌤 J-SCFI 今日のキーワード
営業利益
会社が本業でどれくらい利益を生み出したのかを見る数字です。
決算ニュースで「営業利益」という言葉を見つけたら、まずは**「会社の本業の様子を見るための数字」**と考えてみましょう。
☕ J-SCFI先輩から一言
決算には似たような言葉がたくさん登場します。
全部を一度に覚えようとすると難しく感じますが、今回は**「営業利益=本業を見る数字」**だけで大丈夫です。
一つずつ意味が分かると、決算ニュースも少しずつ読みやすくなりますよ😊
📚 今日の復習
Q1. 営業利益は、主に何を見るための数字でしょうか?
A. 会社の本業で生み出した利益
B. 株価が上がった金額
C. 会社の売上高そのもの
Q2. 決算ニュースで「営業利益が増えた」と書かれていたら、まず何を考えるとよいでしょうか?
A. 必ず株価が上がる
B. 本業の様子を見る材料の一つ
C. 売上高と営業利益は同じ数字
Q3. 営業利益を見るときに大切なのはどれでしょうか?
A. 増えた・減っただけで判断する
B. 営業利益は見ない
C. 増減だけでなく決算の中身も確認する
答えはブログ本文の中にあります。
もう一度振り返りながら探してみてください😊
📖 あわせて読みたい
今回の「営業利益」をより分かりやすく理解するために、前の2回もあわせて振り返ってみましょう。
第25回|売上高って何?
会社にどれくらいお金が入ってきたのかを見る「売上高」の基本を学びます。
第26回|利益って何?
売上高と利益の違いから、今回の「営業利益」につながる基本をやさしく解説しています。
📖 次回予告
営業利益が「本業を見る数字」なら、決算に登場する**「純利益」**は何を見る数字なのでしょうか?
次回も新しい言葉を一つだけ取り上げて、営業利益との違いをやさしく学んでいきます。

