J-SCFIと一緒に今日の相場をやさしく振り返ろう
🌷 このブログについて
このブログは、投資初心者の方や女性にも読みやすいように、朝と夕方の市場をつなげながら、日本株をやさしく学べるブログです。
朝は「今日どこを観察するか」、夕方は「実際の市場がどう動いたか」を振り返ります。
「ニュース → 株価 → 投資の考え方」
を毎日少しずつ学べる内容をお届けしています。
🌆 今日の日本株はこんな一日でした
朝から重たい雲が広がるように、ハイテク株や半導体関連を中心に売りが広がりました。午後に入っても流れは落ち着かず、さらに下げ幅を広げて安値圏で終了。米国株安や韓国株安なども意識され、今日は市場全体に慎重な空気が広がった一日でした。
📊 今日の市場結果
| 項目 | 詳細結果 |
|---|---|
| 日経平均 | -3.16% 大きく下落 |
| 値上がり銘柄数 | 665銘柄 全体の21.6% |
| 値下がり銘柄数 | 2,252銘柄 全体の73.2% |
| 変わらず銘柄数 | 160銘柄 全体の5.2% |
| 売買代金 | 10.34兆円 活況な市場 |
| ドル円(日中推移) | 159.44円 → 159.19円(-0.25円) |

日経平均が大きく動いた日は、指数だけでなく値上がり・値下がり銘柄数も一緒に見ることが大切です。今日は値下がり銘柄が全体の7割を超えており、下落が一部の銘柄だけではなく、市場の広い範囲に及んでいたことを確認できます。
🌤 朝のJ-SCFIを振り返ろう
| 項目 | 朝 | 結果 |
|---|---|---|
| お天気 | 大雨・強風に注意 | 日経平均 -3.16% |
| 行動指標 | 【 無理をしない日 】 | 値下がり銘柄73.2% |
| 追い風セクター | 電力・ガス | -1.43%(今日6位) |
| 中立セクター | 小売 | -0.54%(今日4位) |
| 慎重セクター | 電機・精密 | -3.88%(今日14位) |
J-SCFI採点
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 総合評価 | 50点 |
| 市場方向 | ◎ |
| 強セクター | ✕ |
| 弱セクター | ○ |
| 観察銘柄 | △ |
朝は「大雨・強風に注意」「無理をしない日」として慎重な観察を始めました。予想材料では、ドル円の円安方向への動きを輸出株にやや加点する一方、ナスダックの-1.33%を受けて国内半導体・ハイテク株を慎重に減点しています。実際に電機・精密は今日14位でした。一方、追い風とした電力・ガスも下落しており、朝に想定した強い業界の位置には違いが出ました。採点は、こうした朝の考え方と実際の市場との差を振り返る材料として使います。
🌱 今日強かった業界・慎重だった業界

市場全体から一段深く入り、今度は業界ごとの動きを見てみましょう。
夕方の表では、17セクターすべてを分析したうえで、今日順位の上位10セクターを掲載します。
| 今日順位 | セクター | 今日の騰落率 | 予想順位 | 予想スコア |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 医薬品 | +0.78% | 7位 | -0.616 |
| 2位 | 不動産 | -0.11% | 6位 | -0.567 |
| 3位 | 運輸・物流 | -0.40% | 3位 | +0.494 |
| 4位 | 小売 | -0.54% | 2位 | +0.955 |
| 5位 | 食品 | -0.57% | 8位 | -0.632 |
| 6位 | 電力・ガス | -1.43% | 1位 | +1.357 |
| 7位 | エネルギー資源 | -2.18% | 9位 | -0.882 |
| 8位 | 情報・通信・サービスその他 | -2.30% | 4位 | +0.423 |
| 9位 | 金融(除く銀行) | -2.42% | 長期観察 | ― |
| 10位 | 商社・卸売 | -2.59% | 長期観察 | ― |
J-SCFIではTOPIX17をベースに17セクターを観察しています。そのうち14セクターでは、市場や関連指標との動きのズレを見る「歪み」を短期・中期の時間軸で観察し、予想順位を作っています。
銀行・金融(除く銀行)・商社・卸売は長期構造セクターのため、短期・中期の予想順位とは分けて見ます。朝ブログでは順位を前面に出さず、「追い風・中立・慎重」というやさしい表現にしています。
今日は医薬品だけがプラスとなり、そのほかの16セクターは下落しました。朝に慎重に見ていた電機・精密は下位に位置し、市場メモでもAI・半導体関連への売り圧力が確認されています。一方、予想1位だった電力・ガスは今日6位、予想2位の小売は今日4位でした。朝の順位と今日順位を比べることで、相場全体が大きく崩れる日でも、業界ごとの相対的な位置には違いがあることが分かります。
🔎 今日の「数字だけでは見えないポイント」
今日の発見は、日経平均の大幅下落が、セクターまで広く及んでいたことです。
日経平均は-3.16%。さらに市場全体では値下がり銘柄が73.2%を占めました。そしてTOPIX17をすべて確認すると、上昇したのは医薬品の1セクターだけで、16セクターが下落しています。
指数だけを見るより、「値下がり銘柄の割合」、さらに「上昇・下落した業界の数」まで順番に確認すると、今日は市場の広い範囲で慎重な動きが見られた一日だったことを、より立体的に理解できます。
🌅 朝の記事とつなげて見ると
朝の記事では「大雨・強風に注意」「無理をしない日」として、どこを慎重に観察するかを整理しました。夕方に実際の市場や今日順位と比べることで、朝の観察ポイント → 実際の市場 → 今日の学びという流れが見えてきます。
朝の記事もあわせて読むと、今日の市場の流れがより分かりやすくなります。
🔍 朝の観察銘柄はどう動いた?
朝のJ-SCFIで観察対象として紹介した銘柄が、一日の中でどのような動きを見せたのかを振り返ります。
終値だけではなく、始値、高値、安値、そして日経平均との差まで一緒に見ることで、相場全体との違いも確認できます。
■ INPEX(1605)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始値 | ¥3,877 |
| 高値 | ¥3,888 |
| 安値 | ¥3,801 |
| 終値 | ¥3,860 |
| 騰落率 | -1.02% |
| 日経平均との差 | +2.14% |
始値から一度3,888円まで上昇したあと、安値3,801円まで下げる場面がありました。終値は3,860円まで戻しています。騰落率はマイナスでしたが、日経平均との比較では+2.14%と、相対的には下落幅が小さい動きでした。
■ ハピネット(7552)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始値 | ¥3,555 |
| 高値 | ¥3,555 |
| 安値 | ¥3,455 |
| 終値 | ¥3,480 |
| 騰落率 | -1.83% |
| 日経平均との差 | +1.33% |
始値3,555円がその日の高値となり、その後は3,455円まで下げました。終値は3,480円で安値からは少し戻しています。株価自体は下落しましたが、日経平均との差は+1.33%で、市場全体との比較では違った見え方になります。
■ メディカルシステムネットワーク(4350)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始値 | ¥505 |
| 高値 | ¥507 |
| 安値 | ¥479 |
| 終値 | ¥483 |
| 騰落率 | -4.35% |
| 日経平均との差 | -1.19% |
始値505円から一度507円まで上昇したあと、479円まで下落しました。終値は483円で、安値に近い水準です。日経平均も大きく下落した一日でしたが、日経平均との差は-1.19%となり、市場平均以上に下げたことが確認できます。
観察銘柄全体のまとめ
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 観察銘柄平均騰落率 | -2.40% |
| 平均日経平均との差 | +0.76% |
3銘柄の平均騰落率はマイナスでしたが、日経平均との比較では平均+0.76%でした。こうした日は「下がったから弱い」と一方向に判断せず、高値・安値と市場平均との差を一緒に見ることで、その銘柄が市場全体の中でどの位置にいたのかを確認できます。
📚 今日の相場から学べること
今日の市場は、旅行中にいくつもの悪天候が重なった日のようでした。一つの材料だけではなく、前日の米国株安、AI・半導体関連株への売り、中東情勢の緊迫化による原油高や金利上昇への警戒感など、複数の不安要素が重なっています。
こうした日は、「日経平均が下がった」という結果だけを見るのではなく、値下がりがどこまで広がっていたのかを確認することが大切です。
今日は値下がり銘柄が多く、17セクターでも医薬品を除く16セクターが下落しました。市場が大きく動く日ほど、指数 → 市場の広がり → セクターと順番に見ることで、状況を落ち着いて整理しやすくなります。
今日の経験も、次の市場を見るヒントとして少しずつ積み重ねていきましょう。
🌸 今日の観察ポイント
- □ 市場全体の広がり → 値下がり銘柄が全体の73.2%まで広がったことを確認
- □ 今日強かった業界 → 17セクターでプラスだったのは医薬品のみ
- □ 予想順位と今日順位の違い → 電力・ガスは予想1位から今日6位、小売は予想2位から今日4位
- □ 観察銘柄と日経平均の比較 → 3銘柄平均は-2.40%でも、日経平均との差は+0.76%
- □ 今日の学び → 大きく下落した日は「指数 → 市場の広がり → セクター」の順に確認する
⚠️ 注意事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
投資判断はご自身でお願いいたします。
企業の最新情報は、必ず公式IR資料等をご確認ください。
🌷 おわりに
今日は市場全体に慎重な動きが広がりましたが、一日の結果だけで判断せず、数字を一段ずつ見ていくことが大切です。市場は毎日変化します。焦らずJ-SCFIと一緒に観察を続けながら、次の市場を見る力を少しずつ育てていきましょう。

