株価と会社の利益の関係をやさしく学ぼう
株の情報を見ていると、「PER 15倍」「PER 20倍」といった数字を目にすることがあります。
「数字が大きいけれど、いったい何を表しているの?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、株初心者の方にも分かるように、PERが何を表している数字なのかをやさしく学んでいきます🌷



🌷 PERって、そもそも何を表しているの?
PERは、株価が会社の利益に対して高いか低いかを見るための目安です。
PERは「Price Earnings Ratio」の略で、日本語では株価収益率と呼ばれます。
でも、最初から難しい言葉を覚える必要はありません。
たとえば、同じように利益を出している2つの会社があったとします。それぞれの株価が違えば、「利益に対して、株価はどのくらいの水準なのかな?」と比べて考えることができます。
そのときに使われる代表的な数字の一つがPERです。
まずは、
「PER=株価と会社の利益の関係を見る数字」
と覚えておけば大丈夫です。


🌷 利益が変わるとPERにも関係するの?
はい、会社の利益が変わるとPERにも関係します。
PERは株価だけで決まる数字ではなく、会社の利益との関係から見る数字だからです。
たとえば決算ニュースで、
「会社の利益が増えました」
と発表されたとします。
利益の数字が変われば、株価との関係も変わるため、PERも変化することがあります。
一方で、株価そのものが動いた場合にもPERは変わります。
だからこそ、PERを見るときは数字だけを切り離して見るのではなく、**「最近の決算では利益がどうなっているのかな?」「株価はどう動いているのかな?」**と一緒に観察することが大切です。
投資を考えるときも、PER一つだけで判断するのではなく、まずはニュース・利益・株価がどのようにつながっているのかを見る材料の一つとして使ってみましょう。


⭐ 今日のまとめ
・PERは、株価と会社の利益の関係を見る目安
・会社の利益や株価が変わると、PERも変化することがある
・PERだけで判断せず、決算ニュースや株価と一緒に見る
🌤 J-SCFI 今日のキーワード
PER(株価収益率)
株価が会社の利益に対して、どのくらいの水準にあるのかを見るための代表的な指標です。決算ニュースで利益の見通しが変わったときなどにも注目されます。まずは「株価と利益をつなげて見る数字」と覚えておきましょう。
☕ J-SCFI先輩から一言
決算ニュースを見かけたら、利益の増減を確認したあとにPERも見てみましょう。「利益が変わったことで、この数字にはどんな変化があるかな?」と観察すると、ニュースと株価のつながりを考える練習になりますよ😊
📚 今日の復習
第1問
PERは、主に何と何の関係を見る数字でしょうか?
A. 株価と会社の利益
B. 株価と従業員数
C. 売上高と会社の年齢
第2問
会社の利益が変わった場合、PERはどうなることがありますか?
A. 必ず同じまま
B. 変化することがある
C. 必ず0になる
第3問
初心者がPERを見るときに大切なのはどれでしょうか?
A. PERだけで投資を判断する
B. 数字が大きいかだけを見る
C. 決算ニュースや株価と一緒に観察する
答えはブログ本文の中にあります。
もう一度振り返りながら探してみてください😊
🔗 あわせて読みたい
PERを理解するには、これまで学んだ「利益」の知識がつながってきます。
【第26回】利益って何?
→ PERのもとになる「利益」の基本を振り返りたい方におすすめです。
【第28回】純利益って何?
→ 会社が最終的にどれくらい利益を残したのか、もう一度確認できます。
📚 J-SCFI初心者講座 INDEX
→ 分からない言葉が出てきたら、キーワード検索や章別一覧から過去の講座を探せます。
📖 次回予告
次回は 「PBRって何?」 を学びます。
PERでは「株価と利益」の関係を学びました。次は、株価を見るときによく登場するもう一つの指標PBRについて、初心者向けにやさしく見ていきましょう。
