J-SCFIと一緒に今日の相場をやさしく振り返ろう
🌷 このブログについて
このブログは、投資初心者の方や女性にも読みやすいように、朝と夕方の市場をつなげながら、日本株をやさしく学べるブログです。
朝は「今日どこを観察するか」、夕方は「実際の市場がどう動いたか」を振り返ります。
「ニュース → 株価 → 投資の考え方」
を毎日少しずつ学べる内容をお届けしています。
1. 🌆 今日の日本株はこんな一日でした
朝の市場は、前日の米国株安の流れを受けて広く売られるスタートとなりました。その後は半導体関連株や主力株に買いが入り、下げ幅を縮小。午後もアジア株の堅調さなどを背景に下げ渋りました。
今日は、朝の厳しい空気から少しずつ落ち着きを取り戻す流れを感じる一日でした。
2. 📊 今日の市場結果

| 項目 | 結果 | 今日の見方 |
|---|---|---|
| 日経平均株価 | -0.30% | 小幅な下落 |
| 値上がり銘柄数 | 1,607銘柄 | 全体の52.4% |
| 値下がり銘柄数 | 1,215銘柄 | 全体の39.7% |
| 変わらず銘柄数 | 242銘柄 | 全体の7.9% |
| 東証全体売買代金 | 8.09兆円 | 通常〜やや活発な取引エネルギー |
| 為替(ドル円) | 159.01円 → 158.40円(-0.61円) | やや円高方向 |
日経平均は下落しましたが、値上がり銘柄は全体の半数を上回りました。
ここが初心者の方に覚えてほしいポイントです。
日経平均が下がったからといって、日本株のすべてが弱かったわけではありません。
指数と一緒に値上がり・値下がり銘柄数を見ると、市場にどの程度上昇が広がっていたのかを確認できます。
3. 🔎 今日の「数字だけでは見えないポイント」
今日の興味深いところは、日経平均が-0.30%だった一方、値上がり銘柄は52.4%と半数を超えていたことです。
さらにTOPIX17を見ると、17セクターのうち9セクターが上昇し、8セクターが下落しました。
つまり、指数だけを見ると「下落した一日」ですが、市場の中まで見ると上昇していた銘柄や業界も少なくありませんでした。
日経平均 → 値上がり銘柄数 → セクターと一段ずつ視点を広げることで、今日の市場の表情がより分かりやすくなります。
4. 🌤 朝のJ-SCFIを振り返ろう
| 項目 | 朝 | 結果 |
| お天気 | しっかり雨模様 | 日経平均 -0.30% |
| 行動指標 | 様子見中心 | 朝方は全面安、その後は下げ幅を縮小 |
| 追い風セクター | 食品 | +0.78%(今日8位) |
| 中立セクター | エネルギー資源 | +2.13%(今日1位) |
| 慎重セクター | 鉄鋼・非鉄 | -0.67%(今日13位) |
J-SCFI採点
| 項目 | 評価 |
| 総合評価 | 60点 |
| 市場方向 | ○ |
| 強セクター | △ |
| 弱セクター | ○ |
| 観察銘柄 | ○ |
朝は、ドル円が円安方向へ動いていたことを輸出株への加点材料とし、一方でナスダックの下落を受けて国内半導体・ハイテク株を慎重に見ていました。
実際の市場では、食品は上昇したものの今日8位、エネルギー資源は今日1位、慎重に見ていた鉄鋼・非鉄は13位でした。
また、朝の予想材料では円安方向でしたが、日中のドル円はやや円高方向へ変化しました。こうした朝に見えていた材料と、実際の市場で起きた変化を比べることが、J-SCFIの振り返りで大切にしている部分です。
採点は優劣を示すものではなく、朝の考え方を整理し、次にどこを観察すればよいかを学ぶための材料として見ていきます。
5. ☀️ 朝のJ-SCFIもあわせて読む
🌤️ 朝のJ-SCFIもあわせて読む
夕方の記事では、朝のJ-SCFIが注目したポイントと実際の市場を振り返っています。
「朝はなぜこの業界に注目していたの?」と気になった方は、今日の朝ブログもあわせて読むと、一日の市場の流れがより分かりやすくなります。
6. 🔰 はじめての方へ|J-SCFIのセクター順位とは?
J-SCFIでは、日本株の動きを分かりやすく観察するため、業種をTOPIX17セクターに分けて見ています。朝と夕方のJ-SCFIのデータの違いは以下の通りです。
| 分類 | セクター数 | 役割 |
| TOPIX17(今日の物差し) | 17 | 今日の業種別の実際の結果を確認 |
| J-SCFI 短期・中期予測 | 14 | 朝のセクター予測順位を検証 |
| J-SCFI 長期監視 | 3 | 長い期間の構造的な流れとして別に観察 |
長期監視3セクター(銀行・金融・商社)は、J-SCFIでは、価格の「歪み」が比較的長く続く傾向を考慮し、短期・中期14セクターとは分けて評価しています。
ここでいう**「歪み」**は、市場や関連指標との動きのズレを観察するためのJ-SCFIの考え方です。
朝は初心者向けに順位そのものを強調せず、「追い風・中立・慎重」と表現しています。夕方は実際の市場と比較して学ぶため、予想順位と今日順位を確認します。
7. 🌱 今日強かった業界・慎重だった業界

| 今日順位 | セクター | 今日の騰落率 | 予想順位 | 予想スコア |
| 1位 | エネルギー資源 | +2.13% | 2位 | +0.615 |
| 2位 | 運輸・物流 | +1.86% | 4位 | +0.139 |
| 3位 | 商社・卸売 | +1.72% | 長期観察 | ― |
| 4位 | 金融(除く銀行) | +1.62% | 長期観察 | ― |
| 5位 | 電力・ガス | +1.61% | 5位 | +0.079 |
| 6位 | 自動車・輸送機 | +1.08% | 7位 | -0.001 |
| 7位 | 銀行 | +1.03% | 長期観察 | ― |
| 8位 | 食品 | +0.78% | 1位 | +0.820 |
| 9位 | 不動産 | +0.32% | 6位 | +0.017 |
| 10位 | 素材・化学 | -0.21% | 11位 | -0.625 |
| 11位 | 電機・精密 | -0.30% | 12位 | -1.213 |
| 12位 | 建設・資材 | -0.43% | 8位 | -0.001 |
| 13位 | 鉄鋼・非鉄 | -0.67% | 14位 | -1.365 |
| 14位 | 情報・通信・サービスその他 | -0.67% | 10位 | -0.093 |
| 15位 | 機械 | -0.84% | 13位 | -1.268 |
| 16位 | 小売 | -0.89% | 9位 | -0.042 |
| 17位 | 医薬品 | -1.47% | 3位 | +0.469 |
今日順位1位はエネルギー資源で、朝の予想順位2位と近い位置になりました。一方、朝に追い風として見ていた食品は上昇したものの8位でした。
市場メモでは、小売セクターが売られ、食品セクターも影響を受けたことが確認されています。実際に小売は16位、食品は8位でした。
また、医薬品は予想3位に対して今日17位となり、朝の想定とは異なる順位になりました。
商社・卸売、金融(除く銀行)、銀行は今日の上位に入りましたが、3業種は長期観察セクターです。短期・中期14セクターの予想順位とは分けて、市場全体を見るための参考情報として確認します。
予想順位と今日順位は、正解・不正解を見るためのものではありません。朝に見えていた条件と、実際の市場で生まれた違いを観察することが大切です。
8. 🔍 朝の観察銘柄はどう動いた?
朝のJ-SCFIで観察対象として紹介した3銘柄について、一日の値動きを確認します。
終値だけではなく、始値・高値・安値、そして日経平均との差を一緒に見ることで、その銘柄が市場全体と比べてどのように動いたのかが分かりやすくなります。
■ 日立建機(6305)
| 項目 | 内容 |
| 始値 | ¥5,594 |
| 高値 | ¥5,683 |
| 安値 | ¥5,504 |
| 終値 | ¥5,644 |
| 騰落率 | +0.14% |
| 日経平均との差 | +0.44% |
始値から一度安値をつけたあと持ち直し、高値まで上昇しました。終値は始値を上回り、日経平均に対しては+0.44ポイント上でした。指数が下落した日にプラスで終えた点も、市場との比較で確認しておきたいところです。
■ エディオン(2730)
| 項目 | 内容 |
| 始値 | ¥2,550 |
| 高値 | ¥2,560 |
| 安値 | ¥2,520 |
| 終値 | ¥2,547 |
| 騰落率 | -0.58% |
| 日経平均との差 | -0.28% |
始値付近で高値をつけたあと安値まで下がり、終値は始値をわずかに下回りました。騰落率はマイナスで、日経平均との差も-0.28ポイントです。終値だけでなく、一日の値幅と市場平均との差を一緒に見ると動きが整理しやすくなります。
■ 住石ホールディングス(1514)
| 項目 | 内容 |
| 始値 | ¥670 |
| 高値 | ¥712 |
| 安値 | ¥667 |
| 終値 | ¥706 |
| 騰落率 | +4.28% |
| 日経平均との差 | +4.58% |
始値を一度下回ったあと高値まで上昇し、終値も高値に近い水準でした。騰落率は+4.28%、日経平均との差は+4.58ポイントとなり、3銘柄の中では市場平均との差が最も大きくなりました。
観察銘柄全体
| 項目 | 結果 |
| 観察銘柄平均騰落率 | +1.28% |
| 平均日経平均との差 | +1.58% |
3銘柄平均はプラスとなり、日経平均との比較でも上回りました。
ただし、銘柄を見るときは終値の騰落率だけで判断しません。どこまで上がったか、どこまで下がったか、最後にどの位置で終えたか、市場平均と比べてどうだったかを合わせて確認すると、一日の値動きを立体的に見ることができます。
9. 📚 今日の相場から学べること
今日の学びは、**「決算のニュースは、その会社だけでなく同じ分野の株を見るきっかけにもなる」**という点です。
本日の市場メモでは、米小売り大手ウォルマートの決算が市場予想を下回り、消費関連株が値を下げました。今日のTOPIX17でも小売は下位となり、食品にも影響が見られました。
たとえば買い物でも、一つの商品だけを見るより、同じ売り場の商品を並べて見ると全体の特徴が分かりやすくなります。
株式市場でも、ニュースを見たときに**「この会社だけの話なのか、それとも同じ業界にも動きが広がっているのか」**と視点を広げることが大切です。
今日の経験を、次に市場を見るときのヒントとして少しずつ積み重ねていきましょう。
🌸 今日の観察ポイント
- 市場全体の広がり → 日経平均は下落でも、値上がり銘柄は52.4%
- 業界の流れ → TOPIX17では9セクター上昇、8セクター下落
- 予想順位と今日順位 → 食品・医薬品など順位の違いも観察
- 観察銘柄と日経平均の比較 → 3銘柄平均の日経平均との差は+1.58%
- 今日の学び → 決算ニュースと同じ業界の値動きも一緒に確認
⚠️ 注意事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
投資判断はご自身でお願いいたします。
企業の最新情報は、必ず公式IR資料等をご確認ください。
🌷 おわりに
今日は朝の全面安から下げ幅を縮める流れを、指数・市場の広がり・セクター・観察銘柄へと視点を広げながら振り返りました。
市場は毎日変化します。一日の結果だけで決めつけず、朝と夕方をつなげながら、J-SCFIと一緒に少しずつ「市場を見る力」を育てていきましょう。

